2016年11月28日

2015.11.27比良松道一先生講演会「つながる命、そだつ心」

昨年の今日になりますが、午後から「食べて話してつながろう中央区応援隊」主催の講演会へ。

「食べることでつながる命の輪」というタイトルで、九州大学農学部の比良松准教授の講演をお聞きすることができました。
"人間らしく生き、自分の命を自分で守る人へ"成長していくためには親や地域は何ができるのか…いろいろと考えさせられました。

食べることは生きること。その実例として、水俣病のこともお話しされました。
「同じものを食べていても水俣病にならなかった人もいます。さて、どんな人でしょう?」
答えは、妊婦さんなんだそうです。魚を食べることで体内に入った水銀は、胎盤を通して胎児へ。食べたものの影響は、自分の体はどうもなくても、次の世代へ。だから私たちも気をつけて食べるものを選ばないといけない。
そして、今私たちが健康でいられるのはお母さんが妊娠中に食べ物に気をつけてくれたから。そのことに感謝を。健康は当たり前ではない。

また、「日本の農業は大切と思うか」との問いに98%の学生がyesと答えるが、実際に学生が食べているものはお菓子やコンビニ弁当、カップ麺ばかり。食べる=日本の農業を応援しているという意識がない。

どうしてそのような食生活になるか、それは大学生になるまでに料理をしたことがほとんどないから。子どもがつくる「お弁当の日」でどんどん子どもたちが料理上手になっていく…。そして生きていく力を身につける。料理を作ることにより、親への感謝(男の子は謝罪だそうですw)の気持ちが芽生える。

私自身、息子を料理男子にしなければと思ってはいるのですが、料理がしたいと言う息子につい「手伝いはいいから早く宿題終わらせなさい!」と言ってしまっています。できるだけ息子に手伝ってもらうようにしなければ!と反省しました。
早ければあと6年で親元を離れてしまう息子が独り暮らしを始めても困らないように。

講演の後は食の思い出エピソード表彰式&朗読があり、まちづくり女子仲間の同僚が表彰されてました。おめでとうございます~
娘ちゃんの素敵なエピソードに、じんわりほっこり温かい気持ちになりました❤







Posted by まんまるゆきりん at 00:03│Comments(0)
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